「チロルチョコ〈バラエティパック〉」の感想
チロルチョコ株式会社「チロルチョコ〈バラエティパック〉」の感想です。
某スーパーで、288円でした。
「チロル」の由来は、オーストリアの州名。アルプス山脈東部のチロル地方、チロリアンハットのところ。
余談ですが、アルプス山脈に属する山「マッターホルン」をかたどったのはトブラローネ。
発売当初のチロルは今の大きさのチロルが三つ連なった三ツ山のチロルで、そのときのパッケージにはちゃんとチロル地方の民族衣装のチロリアンハットをかぶった男の子が印刷されていてチロルと名づけたこだわりが表現されています。
なお、「ごえんがあるよ」もチロルチョコ株式会社の商品。
「チロルチョコ〈バラエティパック〉」の原材料
原材料は、【ビス】砂糖(外国製造)、ビスケット(小麦・乳成分を含む)、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター。あとは添加物。
【コーヒーヌガー】砂糖(外国製造、国内製造)、水飴、全粉乳、カカオマス、植物油脂(大豆を含む)、ココアバター、コーヒー、加糖練乳、でん粉、食塩。あとは添加物。
【ミルク】準チョコレート(乳成分を含む、国内製造)、砂糖、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター、乳糖、ココアパウダー、クリーム加工品、脱脂粉乳、ホエイパウダー、加糖練乳。あとは添加物。
【いちごゼリー】砂糖(外国製造、国内製造)、水飴、植物油脂、全粉乳、カカオマス、ココアバター、乳糖、いちご濃縮果汁、でん粉、寒天。あとは添加物。
【アーモンド】砂糖(外国製造)、キャンディコートアーモンド、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター。あとは添加物。
【ナッツクランチ】砂糖(外国製造)、ココアクッキー(小麦・乳成分を含む)、アーモンド、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター、乳糖、ピーナッツペースト。あとは添加物。
【ホワイト&クッキー】ココアクッキー(小麦・乳成分を含む、国内製造)、乳糖、植物油脂、砂糖、全粉乳、ココアバター、練乳パウダー、クリーム加工品。あとは添加物。
1個あたりのカロリーは、28~37kcal。ビスが一番低く、ミルクが一番高いです。
販売者は、チロルチョコ株式会社。製造所は、松尾製菓株式会社。
チロルチョコ株式会社は、松尾製菓株式会社から企画・販売部門が独立した会社。代表取締役社長の苗字は、松尾。
2004年 チロルチョコ株式会社設立(企画・販売部門を独立)
「チロルチョコ〈バラエティパック〉」の中身
原材料で書いた通り、入っているのはビス、コーヒーヌガー、ミルク、いちごゼリー、アーモンド、ナッツクランチ、ホワイト&クッキー。
元々キャラメルの製造設備やノウハウがあったので、それをチョコの中に入れることでコストダウンを図ったのが始まり。全部チョコだと高いから、違うものを入れる発想は、海外でもあったような……。マースだったかな?
「チロルチョコ〈バラエティパック〉」の個数
1袋27個入り。
ビス6個、コーヒーヌガー5個、ミルク4個、いちごゼリー3個、アーモンド3個、ナッツクランチ3個、ホワイト&クッキー3個という内訳。
「ビス」の切断面
サクッとした食感は最初だけで、口の中の水分を吸って柔らかく……。
水飴系の甘さと、いちご系の香料を感じますね。同じ場所で作っているから?
「コーヒーヌガー」の切断面
冷蔵庫から出した直後だと、硬いですね。
口の中でチョコが溶け切った後、キャラメルだけが残る感じが、個人的には苦手。
「ミルク」の切断面
ホワイトチョコ感がありますね。
中がシャリシャリしています。
「いちごゼリー」の切断面
名前はゼリーですが、食感はゼリーとグミの中間くらい。
食感はジャリジャリしていて、ストレートに甘。ざらっとした舌触りが、イチゴの粒々を思わせることも。
「ナッツクランチ」の切断面
ブラックサンダーみたいですね。
ある意味、かつてのビックリマンの正統な後継者。ナッツ抜きになり、昔の味わいがなくなったビックリマンより、こちらの方が近いかも。
「アーモンド」の切断面
チョコが多めのアーモンドチョコです。
アーモンドがしなっとしているので、カリッと仕上げている明治「アーモンドチョコレート」の凄さがわかります。
「ホワイト&クッキー」の切断面
ジャリジャリ食感のオレオですね。
最後に
チロルチョコは種類が多く、新商品も次々に出るので、レビューし続けるには根気がいる商品です。
なので、避けていましたが、基本フレーバーのバラエティパックくらいなら……。そう思っての感想になります。