共立食品株式会社「そのまま溶かして使えるチョコレート」の感想
共立食品株式会社「そのまま溶かして使えるチョコレート」の感想です。
某スーパーで、150円でした。ワゴンセールで……。
購入したのは「ホワイト」ですが、他に「ミルク」「ストロベリー」があります。
テンパリングいらずでカチッと固まるのがウリ。
テンパリングとは
チョコレートの結晶を最も安定した状態にする温度調整のこと
「プチクールタルト」のパッケージ
こちらは、共立食品株式会社「プチクールタルト」です。
某スーパーで、100円でした。同じくワゴンセールで……。
バレンタインは数カ月前なので、処分したかったのでしょう。
「そのまま溶かして使えるチョコ」の器として購入しています。
プチクールタルトの側面
そこそこの深さがありますね。
縦4cm×横4cm×高さ1.5cmくらいでしょうか。
8個入りで、100gあたりのエネルギーは493kcal。
「そのまま溶かして使えるチョコレート」の溶かし方
袋を開けずに溶かす商品ですが、撮影のために中身をチェック。
お菓子作り用なので、溶かしやすいように小さく、形が均一……かな?
下記は、同系統の他社製品。粉末タイプもあります。
お湯の準備
チョコレートは、お湯で袋ごと温めて溶かします。
パッケージの説明にある お湯の温度は約60℃。お風呂の温度より20℃ほど高いので、指を入れると熱い……。
切り口をクリップで挟んでいますが、本来なら開けずに溶かします。
「溶けた」と思った頃に、袋を揉んで実際に溶けているかを確認。固まりがないと思ったら、封を切ります。
経過時間別の溶け具合
せっかく、中身を見るために封を切ったので、溶けていく様子を撮影しました。
左から順に、封を切った直後、お湯につけて1~2分後、5分後、10分後です。
大体、10分くらいで溶けるはず。
とはいえ、まだ固さが残っていると言いますか、溶けたばかりって感じの固まりが……。
固まりの感触はフニフニ。ゼリー飲料っぽい。
容器に移す
チョコレートを溶かしたら、スプーンなどですくって、型に流し込みます。
写真を見ると、まるでヨーグルトを入れたよう……。
溶け切っていないと、ドロッとした半液状の物体なんですよね。
なので、スプーンですくって入れても、きれいに整いません。入れた「跡」が残ってしまいます。表現に困って「跡」と書いていますが、要は固まりですね。
写真は入れすぎの状態なので、もう少し量を減らし、溶け切ったのを使ったほうがいいでしょう。見栄え的にも。
無理をして入れたのは、タルトに全部入ればモールドを使わなくて済むと思ったから……。洗い物を増やしたくなかったんですよ。
ちなみに、パッケージの説明には「直径2.5cmアルミカップ約10個分」の量とあります。冷蔵庫で冷やす時間は、約30分と書かれていました。
溶けて固まった後
写真は、冷蔵庫に入れて固まった状態のもの。1時間ほど冷やしています。
容器に移したばかりのホワイトチョコレートに比べ、ツヤがなくなっていますね。
余剰分
8個のタルトに挿入しましたが、まだ余っていたので、チョコレートモールドに入れ、固めたのが上の写真。
ちょうど2つ分くらい余りました。
いや、実際には4つ分くらいかも……。割と無理に流し込んでいるので。
固まった後
それっぽくなりましたが、形がいびつ。
ちゃんと袋を揉んで、溶け切ったか確認すべきだったかも。
袋を開けちゃったもんだから、目視で「溶けた」って思っちゃうんですよね。
もしも袋を開けていなかったら、中身を見られない分、その感触に集中して判断できたかも。
切断面
固まると、結構な固さがあります。
タルトの食感はサクサクなので、柔らかくはないですが、硬いってほどでもないです。
固いと感じるのは、ホワイトチョコレートのほう。
チョコレートの食感はシャリシャリで、口の中で溶けるとヌルヌルに……。
手間がかかるけど、そこまで美味しいわけでも、作業が楽しいわけでも……。むしろ、洗い物が大変な印象です。