「アルフォート」の感想
ブルボンの「アルフォート」の感想です。
上の画像は「アルフォートミニチョコレート ビター」ですが、そのうち他の商品も書く予定。
「アルフォートミニチョコレート」は、スタンダードな青いパッケージのもの。ホワイトチョコレートを使ったバニラホワイト。メープル、プレミアム濃苺、地域限定品などがあります。
「ミニ」と付かない袋入りの「アルフォート」もありますが、個人的には一口サイズの「アルフォートミニチョコレート」が好きです。
小麦全粒粉を使用したダイジェスティブビスケットと帆船を形どったミルクチョコレートを組み合わせました。
ビターの感想
普段、よく食べている物のレビューは難しいと、先に書いておきます。
食べ慣れている分、新鮮さが薄れているので、印象が削られているんですよね。逆に強調できるのは、リピートするだけの魅力。
まず、手ごろです。どこでも売っていて、価格も安い。上の写真のアルフォートは、ツルハで95円でした。いつも このくらいです。
100円しないのに、この満足感。
ビターの原材料
原材料は多い順に、カカオマス、砂糖、小麦粉、ショートニング、植物油脂、ココアパウダー、小麦全粒粉、全粉乳、小麦ふすま、食塩、小麦胚芽。あとは添加物。
まず、全粒粉入りココアビスケットというのが、私の好み。
全粒粉については、「McVities(マクビティ)」のページにて。
ビターチョコレート
甘さ控えめのビターチョコレート。
完璧です。私が好きな物が揃っている。これは、やめられない。
他のチョコレートの感想でも書いていますが、強烈な甘さがガツンと来る海外チョコは苦手です。食べていればクセになってきますが、それは糖分中毒に似た症状に思えます。
美味しいかどうかではなく、糖分を得ることで脳内に「ヒャッホー」な物質が出ている感じ。
海外の市販チョコ、箱に入っている高めのプラリネではなく、袋入りの大量生産品に、その傾向が強いように思えます。
物珍しさと好奇心で食べていますが、コスパで考えたら国内のお菓子の方が好きですね、私は。
ビターの切断面
チョコレートは柔らかすぎず、固すぎず、適度な固さ……。保存方法に書かれた温度、28℃以内ならね。
ビスケットはサクッとしていて、心地いい。
冷蔵庫で冷やして、出した直後に食べるより、常温に馴染ませた方が、チョコの風味は味わえる気がします。冷蔵庫から出した直後だと、チョコが少しパリパリした食感になるので。
あまり気にせず食べていましたが、エクアドル産のカカオなんですね。カカオ中30%らしいですが、珍しいです。カカオ豆の生産量の多い国は、1位がコートジボワール、そのあとにガーナ、インドネシア、カメルーン、ナイジェリアと続きます。
プレミアムくちどけヘーゼルの感想
ヘーゼルナッツは好きです。栗は、あまり好きじゃありません。
この商品、栗の要素はゼロです。でも、妙に栗っぽい。
結論から言えば、栗でした。つまりは、そういうこと。
あと、この箱。側面だけザラザラしていて、こだわりを感じます
くちどけヘーゼル
見た感じは、紅茶系のチョコレートを彷彿とさせます。
ゴンチャロフのリーフティーガーデンを食べたせいですね
ヘーゼルの原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、ココアバター、ヘーゼルナッツペースト、全粉乳、ショートニング、デキストリン、植物油脂、乳糖、小麦全粒粉、脱脂粉乳、食塩、クリーミングパウダー、カラメル粉末、香辛料。あとは添加物。
ホワイトチョコレートなので、ココアバターは入っても、ココアパウダーは入らない。入れると、黒くなるんでね。カカオの主成分であるテオブロミンを避けたい人は、ホワイト一択ですけど。
その分、カロリーが大きくなりやすいです。ビターが12個で292kcal、こちらは12個で327kcal。まぁ、4g重いんですけどね。
ところで、それ以外にもビターとの大きな違いがあるのですが、気づきました? 保存温度が低いんですよ、4℃も。これ、24℃以下です。冬期限定級。
ヘーゼルナッツ
あ~、残念なのを引きました。
おそらく、ビスケットとチョコレートの合体位置がズレています。バランスが悪いもの……。
良いバランスのも入っていましたが、これはこれで貴重な資料なので、使うことにします。
ヘーゼルナッツの切断面
切断する途中で、ビスケットが割れてしまいました。
ビターより、全粒粉なのを感じやすいビスケットです。
感想は、先に書いた通り、妙に栗っぽい。味が栗というわけではないんです。食べた後の喉の残り具合が、モンブランとか、そういった栗系スイーツを食べた後に似ているんですよ。
ヘーゼルナッツの風味は正直言って感じづらいですが、何個も食べていると微かにナッツ感を味わえます。何にせよ、ホワイトチョコレートよりビター派、アンチ栗勢なので、評価は低くなります。
ノーマルの感想
ノーマルと言っていいのかわかりませんが、青いパッケージの普通のアルフォートの感想です。
全粒粉入りビスケットとミルクチョコレートの組み合わせ。
ノーマル・アルフォート
見慣れたチョコレート過ぎて、もはや言葉が出てこない……。
ノーマルの原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、全粉乳、カカオマス、ショートニング、小麦全粉乳、植物油脂、ココアバター、小麦ふすま、食塩。あとは添加物。
カロリーはビターより多く、プレミアムくちどけヘーゼルより少ない。
保存温度は28℃以下と、よく見る数値。
スタンダードな外観
プレミアムくちどけヘーゼルに続き、残念なのを引いた気になりました。
ビスケットとチョコレートの合体位置がズレているという意味で……。
ただ、意図的にやっている可能性も微レ存。ビスケット部分を中央に寄せないことで……と少し考えましたが、特に利点が見えてこないですね。
ノーマルの切断面
全粒粉っぽさを感じるビスケットの切断面ですね。
適度な甘さに、口に入れやすいサイズと、ついつい続けて食べてしまう要素しかないお菓子です。
バニラホワイトの感想
バニラシード入りのホワイトチョコレートに、ココアビスケットの組み合わせ。
パッケージの写真を見て、「ゴミが付いているのかな?」と一瞬 思いましたが、バニラシードだった模様。
箱と袋を開け、商品に鼻を近づけると、確かにバニラの香りがします。
バニラシード
実際に現物を見ると、チョコレートの粒々が目につきます。これがバニラシードなんでしょう。
バニラシードは、バニラの種子の部分を取り出してパウダー状にしたもの。バニラビーンズは、莢に入った状態だとか。
横浜にあるのは、バニラビーンズ。
バニラホワイトの原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、植物油脂、全粉乳、ショートニング、デキストリン、脱脂粉乳、ココアバター、ココアパウダー、乳糖、クリーミングパウダー、カカオマス、食塩、カラメル粉末、バニラシード。あとは添加物。
カロリーはビターと同程度。
保存温度は28℃以下と、よく見る数値。
モノトーンな外観
白と黒。
ホワイトチョコでココアパウダー無しのところへ、ココアパウダーを使うココアビスケットを合体。
そう考えると、不思議な組み合わせ。なぜ、ホワイトチョコにしたんだろう……。
バニラホワイトの切断面
切断すると、ビスケット部分が細かく砕けます。
口に入れて噛むと、ココアビスケットのお陰で、ホワイトチョコ感が薄れ、あまりホワイトチョコを食べた感じがしないという……。
ホワイトチョコが苦手な人には、いいかもね。いや、苦手な人は買わないか。だとしたら、この商品のターゲット層って一体?
なお、チョコレートは溶けやすい感じ。
メープルの感想
やさしく香るメープル風味とある通り、袋から出した瞬間にメープルの香りが漂います。
なかなかのメープル力なので、「やさしく香る」と思っていいかは、人によるでしょう。
いわゆるメープルシロップの匂いですね。原材料には、メープルシュガーとあります。
驚きの白さ
チョコレートに刻まれた船が、かろうじて見えるレベル。そのくらい白いチョコレートです。
ココアパウダーが入っていないので、ホワイトチョコレートの類いなんでしょうけど、メープルの風味が強く、白いチョコでイメージする味では ありません。
メープルの原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、植物油脂、デキストリン、全粉乳、ショートニング、小麦全粒粉、ココアバター、乳糖、小麦ふすま、メープルシュガー、脱脂粉乳、食塩、クリーミングパウダー、カラメル粉末。あとは添加物。
カロリーはビターと同程度。
保存温度は28℃以下と、よく見る数値。
いつものビスケット
たぶん、いつものビスケット。
チョコレートが白いせいで、他よりもビスケットが茶色い気がしましたが、きっと気のせい。
メープルの切断面
他のと比べて、切断しやすかったような……。
食べた後、頭に浮かんだのは「カロリーメイト ブロック メープル味」でした。
なんか、似ているんですよ。色々と。
プレミアム濃ミルクの感想
2020年2月18日発売の「プレミアム濃ミルク」です。
濃厚なミルク感とキャラメリックな味わいがウリの商品。
同シリーズには、濃苺なども。
ミルククラム
ホワイトチョコレートですが、メープルに比べると色が濃い。白くないという意味で……。まぁ、写真で見ると大差ないですが。
ミルククラムを使っているそうです。ミルククラムを調べたら、「焦がしミルク」と説明されているページを多く目にしました。
より具体的に書けば、ミルクと砂糖を香ばしく焦がしてできたキャラメル……といったところ。
プレミアム濃ミルクの原材料
原材料は多い順に、小麦粉、砂糖、ココアバター、クリーミングパウダー、ショートニング、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、小麦全粒粉、小麦ふすま、植物油脂、食塩、小麦胚芽、カラメル粉末。あとは添加物。
カロリーはノーマルと同程度。ビターより多く、プレミアムくちどけヘーゼルより少ない数値。
保存温度は26℃以下と、一般的なものより2℃低いです。
小麦胚芽入り
原材料に小麦胚芽があるのは、ビターと当商品くらい。
まぁ、そんな違いに気づくこともなく……。
プレミアム濃ミルクの切断面
確かに、普通のホワイトチョコにはない濃さがあるような……。喉に残る甘さもあります。
味わうこともなく、バクバク食べてしまいそうな商品ですが、高級感はあります。色々と。
まぁ、どれも95円で買ったので、価格的には高級じゃないですけどね。
プレミアム濃苺の感想
2019年9月24日リニューアル発売の「プレミアム濃苺」です。
苺を生換算で40%使用したのがウリの商品。
甘酸っぱい苺パウダーを練り込んだチョコレートと、全粒粉入りのココアビスケットの組み合わせ。リニューアルポイントは、チョコレートとビスケットの配合割合。
プレミアム濃苺の原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、ココアバター、全粉乳、ショートニング、デキストリン、植物油脂、乳糖、いちご粉末、ココアパウダー、小麦全粒粉、小麦ふすま、脱脂粉乳、食塩、小麦胚芽、クリーミングパウダー、カラメル粉末。あとは添加物。
いちご粉末だけですかね、他のアルフォートにない要素は。
カロリーは、プレミアムくちどけヘーゼルより下、プレミアム濃ミルクと同等。ノーマルより少し上。
ストロベリーカラー
キレイなストロベリーカラーです。
袋から出すと、いちごの香りが広がります。イチゴ味のお菓子によくある“あの匂い”ですね。
ココアビスケット
ビター、バニラホワイトと同じココアビスケット。
いちごの「甘酸っぱさ」と相性がいいのは、ココアの苦味という判断なんでしょう。ノーマルなビスケットでも、合いそうですけどね。
プレミアム濃苺の切断面
割と、上品な甘酸っぱさ……。
レシートを見たら、80円でした。この味わいが100円を切ってるのは、凄い。
希望小売価格は150円。70円も安く……。
とはいえ、私はチョコレートに甘酸っぱさを求めていないので、ビターの方が好きなんですけどね。
購入したのは、MEGAドン・キホーテです。
リッチミルクの感想
2020年8月25日に、6年ぶりに復活した「アルフォートミニチョコレートリッチミルク」です。
8月販売は北海道地域のみで、全国展開は9月から。
某スーパーで、88円でした。
単品で見る機会は少ないですが、「アルフォートFS」という199gある袋入りなら、よく見るはず。定番ともいえる2種類入りの袋です。
リッチミルクの原材料
原材料は多い順に、砂糖、小麦粉、全粉乳、植物油脂、ショートニング、小麦全粒粉、カカオマス、ホエイパウダー(乳成分を含む)、小麦ふすま、ココアバター、キャラメル粉末(乳成分を含む)、食塩。あとは添加物。
キャラメル粉末ですかね、特徴的な要素は。
カロリーは、バニラホワイトより1kcal上、ノーマルより少し下。アルフォートの中では、割とカロリー少なめ。
薄めの茶色
ノーマルより色が薄い。
色的に近いのは、くちどけヘーゼルでしょうか。
リッチミルクの組み合わせ
ノーマルは、ミルクチョコレートとダイジェスティブビスケットの組み合わせ。
リッチミルクは、リッチミルクチョコレートとダイジェスティブビスケットの組み合わせ。違いは、ミルクのリッチさ。
ダイジェスティブビスケットは、消化に良い甘みのあるビスケットらしいです。
リッチミルクの切断面
ミルクのリッチ具合よりも、ノーマルに比べて「甘くない」というのが、最初に抱いた感想。
幾つか食べて、そのミルク感も味わいましたが、そこまで違うのかと言われると……自信ない。あまり、ノーマルを食べないので。
でもまぁ、口の中に入れたときの溶け具合、香りの広がり方は違いますよ、たぶん。ノーマルよりサッと溶ける印象です。
ゴールドキウイの感想
2021年7月13日に発売された「アルフォートミニチョコレートゴールドキウイ」です。
某スーパーで、78円でした。
期間限定商品らしいです。
ゴールドキウイ果汁粉末を練り込んだチョコレートと、ココナッツを加えて焼きあげたビスケットを組み合わせた期間限定商品です。
引用元:瑞々しいゴールドキウイの味わい「アルフォートミニチョコレートゴールドキウイ」を7月13日(火)に新発売! | ニュース一覧 | ブルボン
ゴールドキウイの原材料
原材料は多い順に、砂糖(タイ製造、国内製造)、小麦粉、植物油脂、デキストリン、全粉乳、ショートニング、ココナッツ、ココアバター、乳糖、ホエイパウダー(乳成分を含む)、キウイフルーツ果汁粉末、食塩、クリーミングパウダー(乳成分を含む)。あとは添加物。
カロリーは、12個 標準55gあたり302kcal。ほかのアルフォートよりは多いけど、くちどけヘーゼルには及ばない数値。
ゴールドキウイの表面
写真だと白っぽくて、プレミアム濃ミルクやヘーゼルのようですが、実際には もっと黄色。
光の加減次第ですね。
ほら、黄色い。
ゴールドキウイの切断面
切断しづらいほどの硬さでした。バキッて割れる感じのカットに……。
袋から出すと、パインのような香り。
でもって、噛んでいると酸っぱい粒を感じます。果実の粒々が多少あるみたいな? これが、チョコに練り込んだゴールドキウイの果汁粉末でしょうか。
ストロベリーの感想
「プレミアム濃苺」の後になりましたが、こちらは普通のストロベリー。
お菓子の福袋に入っていたものなので、単品の価格は不明。人気ないのかな?
ストロベリーの原材料
原材料は多い順に、砂糖(タイ製造、国内製造)、小麦粉、植物油脂、デキストリン、全粉乳、ショートニング、小麦全粒粉、ココアバター、乳糖、小麦ふすま、ホエイパウダー(乳成分を含む)、いちご粉末、食塩、クリーミングパウダー(乳成分を含む)。あとは添加物。
カロリーは、12個 標準55g当り296kcal。プレミアム濃苺より低いですね。メープルと同じ。
ストロベリーの表面
光の加減次第では白く映りますね。
「撮るのが下手くそ」と言われれば、それまでですが……。
撮影ボックス内なら、こんな感じ。
プレミアム濃苺と見比べると、こっちは薄いピンク。あっちの方が赤に近い。
ストロベリーの切断面
袋を開けると漂うイチゴの香り。
よく噛むと、酸味の粒々を感じますが、それ以外は特に。
お菓子界において、イチゴって過大評価されているような……。食べながら、そんなことを考えました。
やたらとイチゴ味を出すけど、「イチゴって、本当に お菓子との相性がいいの?」みたいな。
まとめ
長いこと、自分の中では「好きなブルボンのお菓子1位」だったアルフォートなので、改めて感想を書くと不思議な気持ちになってきます。
小腹がすいた時にちょうどよく、満足感もあり、価格も手ごろ。コスパとしては、今も1位かもしれません。
現在の1位は、ラッシュシリーズ。アーモンドラッシュミルク、アーモンドラッシュカカオ70、マカダミアラッシュなど。マンゴー、ストロベリー、レーズンは、個人的には好みじゃないかな。
まぁ、私の好みなんて、どうでもいいですね。
子どもの頃は、エリーゼ(ホワイトクリームは除く)やシルベーヌが好んで食べていた記憶があります。シルベーヌには、滅多に出会えませんでしたが。
関係ないですけど、仏壇の供え物は、ルマンド、ホワイトロリータ、バームロール、レーズンサンド、チョコリエール、チーズおかきが定番でした。
たぶん、感想は書きませんが、チョコブラウニー、パキーラも好きです。ブルボンの中では。
※ この記事は付け足していく予定です。
「ブルボンのお菓子は、世界一」