シモン・コール 85%カカオの感想
「シモン・コール 85%カカオ」の感想です。
某ショッピングモール内にあるカルディコーヒーファームにて、398円で購入。
「シモン・コール(Simon Coll)」は、スペインのメーカーです。正確には、「o」の上にアクセント記号が付くのですが、出せないので省略。
「Simon」は創設者の名前からで、社名としてはチョコラテス・シモンコール。180年以上の歴史があります。
いわゆる「bean to bar」をしているところで、カカオの栽培から携わっている模様。
「シモン・コール 85%カカオ」と似た感じのサイズのチョコレートで、パッケージにアルフォンス・ミュシャの絵が描かれている商品があります。
「チョコレート・アマリエ(Chocolate Amatller)」と書かれていると思いますが、こちらはシモン・コールが1972年に買収したブランド。
「シモン・コール 85%カカオ」の原材料
原材料は、カカオマス、砂糖、ココアバター、脱脂ココアパウダー。後は添加物。
85%カカオなので、そりゃカカオ成分が多いでしょう。
とはいえ、2番目に多いのは砂糖。1パック25gあたり153kcalなので、全部食べれば459kcal。
砂糖を入れた方が製造しやすいでしょうから、2番目という位置でも多い気はしません。製造しやすいというのは、砂糖の粒子がⅤ型の結晶化を促進する効果がある点から……。詳しくは、下記リンク先にて。
カロリーより注視したいのは保存方法。海外のチョコレートでは珍しくないですが、保存温度が20℃以下になっています。日本語訳された表記にしか、無い気もしますが……。
ちなみに、日本のメーカーだと、保存温度は28℃以下が多いですね。ただ、冬期限定商品だと、3~5℃ほど低くなります。
「シモン・コール カカオ85%」の輸入者は、株式会社オーバーシーズ。食品やワインの輸入・販売をしている東京の会社です。
「シモン・コール 85%カカオ」の感想
紙袋を開くと、写真の通り。
袋を開く前から良い香りがしますが、開けると増しますね。当たり前ですけど。
見ての通りの割りやすい形状で、実際に割りやすい方です。固くないので。
切断面
いかにも詰まっているような切断面ですね。
味は、普通のビターチョコレートといった感じ……。
食感的にはシャリシャリ。苦味がズンと来ることもなく、少しの甘みとカカオフレーバーが口の中に広がります。
どことなく、前に作った手づくりチョコに近いような……。
他の高カカオに比べれば、甘みを感じる分だけ、食べやすいチョコレートです。