ロッテ「クランキー」の感想
ロッテ「クランキー」の感想です。
ツルハで、95円でした。
発売は1974年9月。写真のパッケージは、2018年から続く8代目。
同系統の他社製品には、「トラパ ゴールド ミルクチョコレート クランチ」などがあります。
「クランキー」の原材料
原材料は、砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、小麦粉、乳糖、でん粉、モルトエキス、食塩。あとは添加物。
パフが特徴的な商品ですが、原材料名としてのパフの表記はナシ。クランキーに使用しているモルトパフは、主に小麦粉やでん粉から作られているそうです。
クランキーに使用しているモルトパフは主に小麦粉やでん粉などから作られています。原料は均一に混ぜた後、パフ製造機で粒状にします。
1枚45gあたりのカロリーは、248kcal。スニッカーズと同じ。
久しぶりに買いましたが、「凍らせておいしい」「焼いてもおいしい」と、公式が「そのまま食べる」以外を推していたのは意外でした。
なお、焼き方は『トースターのトレイにアルミホイルを敷いて、800Wで約2分焼いた後に、冷ましてから食べる』というもの。凍らせる場合は、冷凍庫に入れるだけ。
「クランキー」の表面
銀紙を開いたら、少し反り返っていました。
この時点でも、パフが見えますね。
裏側は、このパフの粒々でボコボコしています。
「クランキー」の切断面
パフのほかに、気泡も見えますね。
この組み合わせが、あのサクサク感に繋がっているわけです。
そのままなら割り易く、非常に食べやすいチョコレートですが……。
温めたクランキー
「トースターで焼いても、おいしい」って言うから、やってみました。
800Wで約2分焼くってありましたが、1分を過ぎたあたりから嫌な予感しかしない。なので、そこで中止。
トースターの中は、チョコレートの匂いが充満。チョコは、ふにゃふにゃ。
かじりつくと、パフの食感しかしない。チョコはパフ同士を繋ぎとめるだけの存在になり、もはや魚卵のような粒々感。
楽しめる食感はなくなり、新しく得られる味わいもない。
ハッキリ言って、台無しじゃん……。
そもそも、熱を加えた方がいいのは、冷凍ケーキ系のチョコくらいじゃない?
凍らせたクランキー
いや、凍らないんだけどね。
「冷凍庫に入れて凍らせたクランキーもおいしい」とあったので、やってみました。4時間ほど冷凍庫に入れたクランキーが上の写真。
やっぱり、凍らない。元から固形だもの。
せいぜい、常温よりも硬くなっているだけ……。体温で溶けるのがチョコの良さなのに、それを放棄するのは劣化としか言いようがない。
「温めても~」「凍らせても~」とか、他の菓子を見て“思いつき”で書いたんじゃないかと、疑いたくなる結果でした。
もしかして、あれ書いた人はⅤ型結晶について、知らないんじゃない? でもって、きっと製造現場は泣いている……。