業務スーパーの「フォンダンショコラ」
業務スーパーで購入した「フォンダンショコラ」の感想です。
価格は275円。要冷凍の商品で、電子レンジで解凍してから、食べることになります。
フランス語で「fondant(フォンダン)」は「溶ける」や「やわらかい」の意。
「chocolat(ショコラ)」は「チョコレート」や「ココア」の意。
つまり、そういうお菓子。具体的には、中心部が液状になってるチョコレートケーキのこと。
フォンダンショコラのパッケージ
写真は、「フォンダンショコラ」のパッケージです。
『写真・イラストはイメージです』という表記の通り、現物とは違いますね。
まったく違うわけではないですが、取り敢えず白い粉は かかっていません。
中央部から溶け出すのは、割と再現されています。
フォンダンショコラの原材料
原材料は、卵、砂糖、チョコレートの順なので、一番多いのは卵なんですね。
原材料配合割合はチョコレートが22.2%となっているので、バターや植物油脂の割合は、それ以下。
原産国がベルギーだけあって、チョコレートもベルギーチョコを使用。
神戸物産のサイトにある『ミラクルレシピ』は、下記リンク先にて。「フォンダンショコラ」は、これで完成形なので、レシピはないですけどね。手を加えるとしても、クリームをのせるくらい?
解凍方法
- 1. 内袋からカップを取り出す
- 2. 電子レンジで加熱
- 3. 加熱時間の目安は、1個あたり500Wで約1分
一度 溶けてしまったものを再び凍らせると、風味が落ちてしまうそうなので、解凍したら食べきりましょう。
フォンダンショコラの解凍
「2個入りだから、1個ずつ」
そんな予定を打ち砕くかのような「1袋に2個」な内袋。
1個だけ食べて、もう片方は冷凍庫へ。そうすると、冷凍庫の霜が付いて……となるのは嫌なので、一気に食べることにしました。
解凍前のフォンダンショコラ
写真は、解凍前のフォンダンショコラです。
このままでも、普通に食べられそうですが、「溶けてないチョコケーキは、ただのチョコケーキだ」となるので、溶かして「フォンダン」にします。
約1分解凍したフォンダンショコラ
写真は、1分ほど解凍したフォンダンショコラです。
中心部に注目。
液状化しています。これぞ、フォンダンショコラ。「溶けたチョコケーキは、フォンダンショコラだ」となっています。
275円なのに、凄いですね。
解凍前後の比較
写真は、解凍前後のフォンダンショコラを並べたものです。
比較しやすいように用意しただけなので、改めて書くことは無いですが……。
フォンダンショコラの感想
さて、本題です。
1分ほど電子レンジで温めたフォンダンショコラは熱いので、第一印象は「熱い」になります。
猫舌な人間にとっては、それ以外の感想が出ないくらい、熱くなってしまいます……。1分だと。
食感はふにゃっとしていて、ちょっと物足りないです。ケーキと聞いてイメージするスポンジ食感はなく、チョコクリームを舐めている気分でした。
もちろん、甘さを感じるスイーツですが、1分の加熱では「甘さ < 熱さ」という感想に。ということで、加熱時間を少なくして再検証。
加熱前の切断面
写真は、加熱前の切断面です。
やっぱり、そのまま食べられそうですね。お腹を壊すのは嫌なので、「加熱しろ」と書かれた物は、加熱して食べるんですけども。
じっと見ていると、某店のテリーヌドゥショコラを思い出しました。見た目が似てるんで。
加熱時間30秒の感想
写真は、加熱時間30秒のフォンダンショコラです。
切断した後に合わせているので、その跡が見て取れます。30秒の加熱でも充分に柔らかくなりますが、中心部の液状化は起こっていません。
と思いきや、片側を食べると雪崩のようにチョコが……。
それを見て「電子レンジでの加熱は、1分も要らない」という結論に。
30秒なら、舌を火傷しそうになるレベルの熱さにならないので、猫舌でも安心して食べられます。
まとめ
1分の加熱だと、熱すぎる。
でも、溶けた中心部にこだわるなら、そのくらいの過熱を。
そうでないなら、30秒くらいで充分です。
1個食べ終わると、喉に来る甘さを感じますが、下品な甘さじゃないので、甘党じゃない人にも、良いのではないでしょうか。
「これじゃ、全然ダメ」という人。更なるクオリティを求める人には、途中で紹介したテリーヌドゥショコラをオススメします。