「コートドール タブレット・ノアーデノアー」の感想
「コートドール タブレット・ノアーデノアー(カカオ54%) 150g」の感想です。カルディコーヒーファームで、583円でした。
標準小売価格が600円なので、高く感じるかもしれませんが、2枚セットだと聞けば、見方も変わるかも。
輸入者は、株式会社巴商事。東京都世田谷区にある1967年設立の会社です。主な事業は、菓子、食品、酒類、雑貨等の輸出入及び販売。国産品の清涼飲料、食品、菓子、酒類、ギフト品等の販売。
国内の主要取引先には、株式会社キャメル珈琲があります。カルディコーヒーファームの運営会社ですね。
「コートドール」は、チャールズ・ノイハウスが1883年に出したチョコレート。「Charles」と書いて、英語ならチャールズ、フランス語ならシャルル。
ちなみに、ベルギーの首都ブリュッセルのギャラリー・デ・ラ・レーヌに本店を構えるオリジナルベルギーチョコレートの老舗「ノイハウス」の創業者は、ジャン・ノイハウス。
COTE DOR (コートドール)
1883年チャールズ・ノイハウスは「コードドール」を発売しました。そのブランド名は当時原料として使用されていたカカオ豆の産地「黄金海岸」(現在のガーナ)からとったと言われています。
ノアーデノアーの原材料とカロリー
原材料は、多い順に表記されています。「ノアーデノアー」の場合は、砂糖、カカオマス、ココアバター、低脂肪ココアパウダー、脱脂粉乳……。
「カカオポリフェノール2400mm含有」を謳っているので、カカオ由来の成分が多いです。単位が「mm」なのは、巴商事の文章がそうなっているので。おそらくは、「mg」でしょう。ちなみに、ショコドーネのハイカカオチョコレートで1790mg。
1枚75gあたり416kcalと、多くの商品が100g基準のところ、この商品は1枚あたりの数値を出しています。100gあたりに換算すると約554kcalになり、チョコレートでよく見る数値に……。
なお、商品名に「コートドール タブレット・ノアーデノアー」とあるので そう書いていますが、パッケージに書かれているフランス語の『Noir de Noir』は、「ノワール・ド・ノワール」と書かれるケースが多い気がします。『Noir』は「黒」という意味で、チョコレート菓子の名前でも割と見ます。
2枚入り
同じのが重なって入っています。
それを知らずに買ったので、「厚めの板チョコだな。噛み切れるかなぁ」とか思っていました。
包みを開いた状態
このアルミ箔、折りたたんでいるだけで、封をしているわけじゃない……。
なので、アルミ箔を広げていくと、写真のようになります。アルミ箔を破いて中身を出す必要が無い仕様。ちょっと、驚きました。
ノアーデノアーの感想
溝があるので、そこでパキッと割れるようになっています。
まず、冷蔵庫から出してすぐに食べましたが、固かったですね。
溶けると口の中に張り付くようなチョコレートで、大東カカオのカカオマスを思い出させます。
ただ、こちらは食感が少しシャリシャリしている気がしました。
甘さは強くはないですが、弱くもないといったところ。
常温に馴染ませてから食べても、噛まなくても溶けきるということは ありません。口どけなめらかとは、ちょっと違うタイプですね。
切断面
縦に切ろうが、横に切ろうが、変わり映えのしない切断面です。
いかにも詰まってそうな見た目だと、個人的には思います。
まとめ
「トブラローネ」を食べた際に見た「巴商事」の社名が、ここにもあったというのが最初の感想です。
海外のお菓子を食べると、卸している会社に辿り着くもんなんですかね。
チョコレート自体は、特筆すべきこともないような……。普通に板チョコしています。