キットカット サブリムの感想
話題のルビーチョコレートもある「キットカット サブリム ボルカニック」の感想です。
「サブリム」は、「キットカット ショコラトリー」が展開しているシリーズです。「キットカット ショコラトリー」は、「ル パティシエ タカギ」「ル ショコラティエ タカギ」オーナーシェフの高木康政氏が監修しているブランド。
端的に言えば、クーベルチュール・チョコレートを使用したキットカット。そこに氏の感性とテクニックが加わったものらしいです。
ルビーチョコレート
チョコレートには数え切れない程種類があるように思われていますが、これまで作られてきている数々の製品のベースとなるチョコレートは、基本的に、ダーク、ミルク、そしてホワイトの3種類しか存在していませんでした。
最後に開発されたホワイトチョコレートから約80年の時を経て、この世にまた、全く新しいチョコレートが誕生しました。それが、着色料や果汁パウダーなどを一切使わない、カカオ由来の鮮やかなピンク色と、ベリーのようなフルーティーな酸味が特徴の「ルビーチョコレート」です。
ルビーチョコレートは、南米などで栽培されているカカオのうち、「ルビーカカオ」と呼ばれる、厳選されたカカオ豆を原料として作られています。スイスにあるチョコレート会社バリーカレボー(Barry Callebaut)が約10年にわたる研究開発を経て、ルビーカカオの持つ綺麗な発色を最大限に引き出す特殊製法を開発し、この新しいチョコレートが生まれました。
引用元:サブリム ルビー | KITKAT Chocolatory | ネスレ キットカット ショコラトリー ブランドサイト
で、そのルビーカカオを初めて商品化したのが「キットカット ショコラトリー サブリム ルビー」となります。2018年1月18日の登場なので、日も浅いですね。
サブリム ルビーの感想
「サブリム ルビー」の公式サイト価格は、1本で432円。高いですね……。なので、じっくりと味わうように、ゆっくりと見ていきます。
まず、箱を眺めてみましょう。綺麗ですね。切り取り線が入っていますが、箱を壊したくないので、普通に開けます。
中には、ピンク色の袋が入っていました。
袋から出したサブリム ルビーです。こちらも、ピンク色ですね。「KitKat」の文字が入っています。
こういう色をしていると、ストロベリーなチョコを連想しますが、それとは明らかに違う味わいでした。市販されているストロベリーな感じのチョコは、香料や着色料で それっぽくなっていますが、こちらはベリー系の果実感が残っていると言ったらいいでしょうか。
スッと引いていく上品な甘さがあります。まぁ、何も考えずにパクっといけば、ただのキットカットで終わるかもしれませんが……。なお、この感想は商品ページの解説を見る前に書いています。
ダーク・ミルク・ホワイト
引用文の中で、「これまでのダーク・ミルク・ホワイト」に加え、新たに「ルビー」とありました。
まるで、新種類のルビーと比較してと言わんばかりに、キットカット サブリム ボルカニック」には、ビター・ミルク・ホワイトのフレーバーが入っています。
ビター・ミルク・ホワイトの感想
感想は、次の通り。
- ホワイト:イメージ通りのホワイトチョコ
- ミルク:思っていたよりもコクを感じる
- ビター:想像以上にカカオが濃くて、スモーキーな感じ
続けて食べていると、「歯に付くなぁ」ということも……。スモーキーさは、他にも言いようがありますが、浮かんだ言葉が それだったので そう書いています。
ボルカニック チョコレート
「で、ボルカニックって何よ?」ということで、火山島の希少なカカオを使ったチョコレートの話です。
「バヌアツ」「パプアニューギニア」「フィリピン」でとれるカカオは、世界中のカカオ生産量の1.5%未満、さらに、マレクラ島、カルカル島、ミンダナオ島はそのうちのわずか10%、つまり世界中の生産量の約0.2%にも満たない希少なカカオです。「サブリム ボルカニック」では、その中でもさらに厳選した、良質なカカオを使用しています。
引用元:火山島の神秘 “ボルカニック チョコレート”誕生。 | KITKAT Chocolatory | ネスレ キットカット ショコラトリー ブランドサイト
ボルカニック チョコレートの種類
個人的には、箱のデザインが好きです。
ミンダナオ島と言えば、ココナッツキュア株式会社の「オーガニックカカオニブス100%」を思い出します。
以下は、キャッチフレーズです。
- カルカル島産:みずみずしくフルーティー
- マレクラ島産:力強い大地の味
- ミンダナオ島産:スパイシーで情熱的
ボルカニック チョコレートの感想
どれも黒板のように黒いので、写真を撮っても変わり映えしません。
感想は、次の通り。
- カルカル:良い香り。スッと引く酸味があって、甘くない
- ミンダナオ:ビターに近い印象で、スモーキーさがより強い
- マレクラ:スモーキーさを控えたビター的な感じ
何度か、スモーキーと書いてきましたが、発酵具合によるものかもしれませんね。カカオ豆は、バナナの葉で覆って発酵させることで云々と、他のページで書いていますので、その辺が気になる方は下記リンク先を。
それにしても、感想がキャッチフレーズにかすりもしない。感想を書いた後に商品ページの紹介文を読んでいるので、事前情報に誘導された感想でないからなんですけど、こうも違いますか……。
味に関するチャート評価をしてる人は、どんな舌を持っているのか気になりますね。苦味、深み、渋みを、10段階で評価するとか、いやはや何というか……。
まとめ
チョコレートの素材が違うキットカットでした。少し珍しいものを食べてみたい人向けです。
商品名にギフトボックスとあるので、ギフト用なんでしょうけど、チョコに詳しくない人からすれば、「なんだ、キットカットか。近所のスーパーで売ってるのに」と思われそう……。
なので、自分で買って愉しむ商品だと、個人的には思っています。高い商品は、高いことを知っている人でないとね。