ヤマザキ「銀のチョココロネ」の感想
ヤマザキ「銀のチョココロネ」の感想です。
2020年1月1日発売の商品で、山崎製パンの「1月のおすすめ商品」というページでは、一番 目立つ場所で紹介されています。それくらい、力が入っているんでしょうね。
山崎製パンでの紹介は、次の通り。
ぐるぐるに巻いたチョコ風味のパンに、チョコホイップとチョコクリームを詰めました。さらに、チョコでコーティングし、アーモンドクランチをトッピングしました。
※ 毎月、内容が変わるページなので、リンク先に行っても文章が変わっているかも。以下は、ウェブ魚拓。
銀のチョココロネ
見ての通り、チョコでコーティングしたコロネです。
しかも、チョコ風味の生地なので、パンの部分が少しチョコレート色。
さらには、コロネの特徴であるチョコクリームに、チョコホイップクリームという組み合わせ。
でも、最初に抱いた感想は、次のもの。
「このアーモンドクランチ、こぼれまくるぞ」
正面から見たコロネ
中のクリームや生地を確認しようにも、ご覧の通り。
チョコクリームは、洞穴で冬眠しているかのよう。
チョココロネの切断面
上の写真は、真ん中付近で切ったもの。
これで、クリームとチョコ風味生地が確認できました。
写っているクリームは、チョコホイップクリームです。いつものチョコクリームでは、ありません。
パッケージ写真では、2つのクリームが左右に分かれて入っているイメージですが、見ての通りチョコホイップクリームが割合として大きい……。圧倒的、チョコホイップクリーム。
「いつものチョコクリームは、どこ!?」
ダブルクリームと感想
コロネの開いている方に近づくと、いつものチョコクリームが出てきました。
ハッキリ言って、少ないです。
チョコホイップクリームがメインになっているせいか、チョコ尽くしの割に、チョコを食べた感じがしません。
期待していたほど、チョコが無い。その一言に尽きますね。
チョコ風味生地は、ちょっと噛み切りにくかったです。チョコマーブルブレッドに近い印象がありますが、こっちの方がモサモサしていたような……。
個人的には、普通のコロネの方が好きですね。
銀のチョココロネの原材料
容量として多いのは、チョコフラワーペースト。
フラワーペーストは、英語の「小麦粉(flour)」と「ペースト状(paste)」を合わせた造語らしいです。
卵や乳製品の少ないクリームってことですかね。
フラワーペーストは、製菓製パン向けに、また安価で大量に生産する目的で開発された材料であるため、加工でんぷん、保存料や香料などの添加物が配合されていることが特徴です。そのため、カスタードクリームよりもフラワーペーストの方が耐熱性に優れ、保存も効きます。
カロリーは、1包装当たり329Kcal。
カロリー・コスパ的には、リッチショコラケーキの敵じゃない。
消費期限と温度
消費期限は、特定の温度下のものなので、下記の気温を上回っていたら、話は別。
5~10月は、30℃。
11~4月は、25℃。
あくまで、この温度で出された消費期限という話です。冬でも、暖房の効いた暑い部屋だと、期限が短くなるみたいな?
こういうところは普段、あまり見ないものですが、冬期限定のチョコを食べていた関係で、気になってしまいました。冬は、25℃想定なんですね。
まとめ
チョコを期待すると、その少なさにガッカリする。
でも、パッケージはチョコアピール。そんな商品ですね。
普通のコロネのチョコ増し版ではなく、変化球型チョココロネといったところ。
ヤマザキパンを真剣に食べたのは初めてですが、味わうほどに菓子パンという現実を突きつけられます。
何と言いますか、同じ日にヴァローナ社のチョコレートを食べてると、こっちは「チョコの真似事」みたいに思えてしまうんですよ。
お陰で、高いチョコレートの違いに、より一層 気づけるという……。ありがとう、ヤマザキパン。まぁ、比べるなってね。