森永製菓「ガトーショコラ」の感想

森永製菓「ガトーショコラ」

森永製菓「ガトーショコラ」の感想です。

某スーパーで、238円でした。

パッケージには「チョコ好きのための」とありますが、公式サイトの商品名は「ガトーショコラ」のみなので、商品名には含まれない模様。

森永製菓のサイトでは、ビスケットの商品ジャンルにあります。

 

「ガトーショコラ」の原材料

ガトーショコラの原材料

原材料は、チョコレート(乳成分を含む)、小麦粉、水あめ、砂糖、ショートニング、植物油脂、鶏卵、ココアパウダー、アプリコットペースト、準チョコレート、食塩。あとは添加物。

カロリーは1個31gあたり152kcal。1箱6個入り。

 

袋から出した「ガトーショコラ」

袋から出した「ガトーショコラ」

エンゼルパイを彷彿とする形状ですね。

レギュラーサイズのエンゼルパイは、1961年に発売。ロッテのチョコパイは1983年。

箱の内側には、『ガトーショコラは、ウィーンの代表的なスイーツ「ザッハトルテ」のおいしさをヒントに、本格派のチョコレートケーキを目指して1993年誕生』とあります。

エンゼルパイやチョコパイの歴史を知ると、当時 求められていた物がイメージできます。そう、手軽なチョコケーキ。

チョコパイは1983年9月に発売。当時高級品だったケーキのような菓子を手軽にいつでも食べられるようにしたいという思いから生まれた。日本では70年代後半から欧米の有名菓子店がデパ地下に進出するなど、人々の間でケーキはぜいたく品の1つになっていたのである。

引用元:ロッテ「チョコパイ」が急成長を始めた理由 (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン

ちなみに、「gateau(ガトー)」はフランス語で「砂糖衣やクリームで飾ったケーキ」のこと。

「Chocolat(ショコラ)」は、フランス語でチョコレートあるいはココア。

つまり、チョコケーキ。

製品のヒントになった「ザッハトルテ」に関しては、下記リンク先にて。

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ガトーショコラの切断面

ガトーショコラの切断面

表面は、ほろにがビターチョコレート。

真ん中が、なめらかチョコクリーム。

そのクリームを挟んでいるのが、ふっくら&しっとりチョコレートケーキ。

実際に口にすると、洋酒っぽい何かの印象が強くて、他の要素が霞む……。おそらくは、原材料にあるところのアプリコットペースト。

『ほんのりと香るアプリコットがこだわりの隠し味』らしいですが、あまり隠れていません。前面に出てきます。

それでも、手軽食べられるチョコケーキとして完成されていますね。昔、こういうのってパサパサしていた気がしますが、生地がしっとりめですし。

強烈な甘さや胸焼けしそうなクリームもなく、個人的には食べやすいお菓子でした。

まぁ、表面のチョコがパリパリしているので、噛んだ後に こぼれるのが心配ですが……。中がケーキのスポンジだけに、硬さと柔らかさのギャップで、余計に こぼれやすい。