メリー「THE STYLE」の感想
メリー「THE STYLE」の感想です。
写真は、6個入りのアソーテッドチョコレート。
メリーは、あのメリーです。よく見るチョコレート・メーカーの。間違っても、Mary Dellucの「Madame Delluc」じゃない。こっちはマリー。
「THE STYLE」のパッケージ
バレンタイン向けブランド「THE STYLE(ザ スタイル)」の商品です。
『ハイセンスなライフスタイルを過ごす方におすすめ』と紹介されている通り、見た目からして“意識高い系”ですね。
メリーのロゴ
あまりにメリー感が無いので、本当にメリーかと思ってしまいますが、どうか ご安心を。
パッケージを横から見ると、いつものロゴがあります。これは1981年から使用されているロゴで、年代によって微妙にシルエットが変化してきました。
メリーチョコレートカムパニー
販売者名の文字が、他より大きいですね。
株式会社メリーチョコレートカムパニーは、1950年創業、1952年設立の東京都大田区に本社・大森工場がある会社です。
公式のオンラインショップが、ロッテや銀座コージーコーナーと一緒になっているのを見ればわかる通り、現在はロッテグループの一員です。
東京の百貨店で初めて、バレンタインセールを実施したのは1958年。日本のバレンタインデーのルーツとされる出来事です。
1958年(昭和33年)2月メリーチョコレート会社(東京)は新宿・伊勢丹の売り場に「バレンタインセール」と手書きの看板を出した。3日間で売れたのは30円の板チョコ5枚と4円のカード5枚だけであった。
メリーがバレンタインを始めたのは1958年(昭和33年)。その年の1月、メリーの社員がパリに住む友人から受け取った一通の絵葉書がきっかけでした。そこには「こちらパリでは2月14日はバレンタインデーといって花やカード、チョコレートを贈る習慣がある」と書かれていました。
アソーテッドチョコレートの感想
ショッピングモールで買いました。価格は、500円。
バレンタインのルーツに関係してるし、モロゾフも食べたからメリーも……。そんな感じで、売っていた中で一番安いのに手を出しました。
個人的なメリーの印象は、もらうことはあっても、自分では買わないメーカー。そんなところ。
ラインナップと適温
まず、適温で食べていないので、参考にならないレビューかもしれない。そう書いておきます。
18~22℃が適温と、よくある冬期限定チョコより低い設定ですが、食べる前に置いていた場所の温度は、6℃です。廊下にあるタンスなんですけど、思いのほか冷えていましたね。冬場だったんで。
ハイミルク&ミルク
適温より低い温度だったせいか、このハイミルク&ミルクに限らず、全体的に固くて溶けるのが遅い。
もはや、口の中で転がす飴状態。まぁ、かじれますけどね。
チョコレートクリーム
切断面を撮るためにカットしていますが、固くて切りにくいですし、破片が散らばるので、カットするのは非推奨。誰も、しないでしょうけど。
チョコレートクリームは、溶けた後 口の中でベタッとついた印象があります。
ハイミルク
ハイミルクは、ひときわ溶けにくかったような……。
飴のように口の中で転がし、キャラメルを味わう気分でした。
コーヒー
他との違いがハッキリとわかるのが、コーヒーです。
コーヒーガムのような懐かしい味わいが、口の中に広がりました。
スイート
包み紙に入っているのが、スイート。
コーヒーの後だと、ちょっとサッパリしてるような気になります。
ミルク&スイート
ハイミルク&ミルクと似た形状なので、「振出しに戻る」感がありますね。
味は、あまり覚えていない……。
まとめ
「溶けない」「固い」という印象だけですね。
食べる温度をミスったと言えなくもないですが、「そこまでして、メリーを?」という気持ちがあるのが正直なところ。
このチョコの後、ヴァローナ社のチョコレートを食べましたが、こちらは冷蔵庫から出した直後でも、なめらかに溶けてくれます。そもそも、チョコの状態が違うのかな?
会社サイトで、『サロン・デュ・ショコラ パリ 2016 栄誉あるC.C.C.アワードを受賞』『国産のカカオ(東大カカオ)への挑戦』とか見ると、凄そうな気もしますが、あまり個人的な評価は高くないまま……。
まぁ、このチョコで賞をとったわけじゃないですしね。サロン・デュ・ショコラでの受賞は、『BS1スペシャル「チョコレートで世界を変える日本人たち」』で放送されていました。
一緒に映っていたのは、「Dari K」「サロン ドロワイヤル」。
番組では中堅チョコレートメーカー社員や業界では無名に近い会社、ウオール街出身の元金融マンなど異色の経歴の持ち主の奮闘に密着。
引用元:BS1スペシャル - NHK