「カルディオリジナル フェアトレードチョコレート」の感想
「カルディオリジナル フェアトレードチョコレート ダーク80%」の感想です。カルディコーヒーファームで、185円でした。
まぁ、ただの板チョコです。
フェアトレードチョコレートの原材料
原材料は、多い順に表記されています。「カルディオリジナル フェアトレードチョコレート ダーク80%」の場合は、カカオマス、砂糖、ココアバター……。後は添加物。
1枚50gあたり309kcalと聞けば 少なく感じるかもしれませんが、多くの商品が100g基準なので、それに合わせれば600kcal超え。
販売者の株式会社キャメル珈琲は、カルディコーヒーファームの運営会社。製造者は寺沢製菓株式会社ですね。
寺沢製菓株式会社は、本社が東京都足立区、工場や倉庫が茨城県取手市にある1958年設立の会社です。主な事業は、チョコレートの製造・販売。
業務用ひとくちチョコや、麦チョコを販売している「てらチョコ屋」を運営しています。
フェアトレードとは
フェアトレードとは、文字通り「公正な取引」をしたということ。
「途上国で安く買い叩いたカカオじゃないよ」というアピールですね。珈琲、紅茶、バナナ、チョコレートで、こういった買い叩きは見られます。
とはいえ、『一般的なフェアトレードチョコレートは、最終的な製品のわずか3~5%の利益にしかならない』とし、その上を行く「レイズトレード」を提唱しているところも……。
このフェアトレードの認定は、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが行っています。
認証ラベルのライセンス事業をしているので、そう言えますね。
フェアトレード ジャパン(法人正式名称:特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン)は、Fairtrade International の構成メンバーとして日本国内における、国際フェアトレード認証ラベルのライセンス事業、製品認証事業、フェアトレードの教育啓発活動を主に行っています。
当然、タダで認証するわけじゃない。何でも、コストはかかりますからね。
企業の年間売り上げに応じて、年間認証料は基本料金5~15万と変化します。初回認証料は5~20万円。あと、追加産品ごとに1~3万円。他にもかかりますが、面倒そうな感じですね。
調達プログラムのライセンシーは、認証カカオの調達量に応じて下表のライセンス料を4半期毎にFLJへ支払う。
認証カカオ500トン未満
認証カカオ調達量の割合0~20%未満:税抜き32円/kg(カカオ豆ベース)
生産者サポートのページを見ると、生産者組織へ直接的なサポートを提供しているとあります。
具体的には、国際フェアトレード基準に関するトレーニング・情報提供、認証の要求項目についてのガイダンス、組織運営力の強化、マーケット開拓・ビジネス能力向上支援。
特定プログラムとして、気候変動への対策、ジェンダー、労働者の権利向上、児童労働・強制労働撲滅に向けた対策。
フェアトレードチョコレートの感想
常温に馴染ませてから食べた感想になります。
まず、溝があるのでパキッと割りやすかったですね。
切断面と感想
よくある感じの切断面です。
味は、カカオ成分がどうのと言うより、より油脂を感じると言いますか……。口の中で溶けた後が、脂っぽい食感だなと。そんなところ。
まとめ
ただの板チョコですよ?