英国ネスレ ギフトボックスの感想

英国ネスレ ギフトボックス

英国 ネスレチョコレート 12種 ギフトボックスの感想です。

このネスレ版と同じように、キャドバリー、マース、キンダー版もあります。

入っている物として、商品ページに書かれていた12種は次の通り。

  • Aero Peppermint
  • Munchies
  • Smarties
  • Toffee Crisp
  • Yorkie - Raisin & Biscuit
  • Lion Bar
  • Kit-Kat Chunky
  • Rolo
  • Milky Bar
  • Aero Original Milk Chocolate

商品ページの画像は「イメージ」らしいので、画像に写っているものが入っているとは限りません。現に、リストに「DRIFTER」は無いですが、イメージ写真には写っています。まぁ、大体は同じなんですけどね。

 

Kit-Kat Chunky の感想

Kit-Kat Chunky

「Chunky」は「分厚い」の意味。カタカナで書くと、チャンキーでしょうか。

Chunkyと10円玉

幅は、10円玉以上。

キットカットの特徴的な溝はありません。あの溝で区切られた1つのピースをフィンガーと言い、4つあるのが4フィンガー、2つのは2フィンガーです。

その定義で行くと、これは でっかい1フィンガー。

板チョコ

チョコレートの歴史

ジョセフ・フライによるチョコレート固形化と、クエーカー教徒の話。

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Kit-Kat Chunky の切断面

Kit-Kat Chunky の切断面

よく見るサイズより大きいですが、ウェハース部分が多くを占めるので、チョコレート比率は少ないかも。

ただ、大きなウェハースをしっかり包まないといけない分、チョコレートの厚みは増しているので、固く感じました。

味としては、一般的なものと大きな違いは ないような……。

 

Toffee Crisp の感想

Toffee Crisp

商品ページによっては「さわやかなタフィー」と書かれているチョコレートバー。

「crisp」には、しわの寄った、さざ波の立ったという意味があります。一方で、食べ物がサクサクしているときにも使われる言葉。「キットカット」も、当初の名前は「チョコレート・クリスプ(Chocolate crisp)」でした。

キットカットは、サクサクの意味合いで付けられたと記憶しています。Toffee Crisp は、見た目的に「さざ波」や「しわ」を思わせますね。どっちなんでしょうか……。

「Toffee」は、カタカナで書くとしたらトフィー、またはタフィーでしょうか。お菓子の名称で、分類的にはハードクラックキャンディになるのかな? まぁ、食べた感じはキャラメルです。

 

Toffee Crisp の切断面

Toffee Crispの切断面

上層部がハードクラックキャンディ、下層部がパフになっているので、パフのサクサク食感をキャンディが邪魔します。そう思えてしまうくらい、固さの違うキャンディが煩わしい。

それを除けば、適度な甘さなので食べやすいお菓子です、個人的には。まぁ、キャンディが無ければ、よくあるチョコバーになるんですけど。

 

Aero Original Milk Chocolateの感想

Aero Original Milk Chocolate

パッケージには「PURELY Chocolate」とあるので、リストにある「Aero Original Milk Chocolate」と判断。

「purely」は「純粋に」といった意味。文字通り、この後に食べるペパーミントに比べると、「純粋にチョコだけ」です。

 

Aero Chocolate の切断面

Aero Chocolate の切断面

見ての通り、ハチの巣のようにボコボコした状態になっています。いわゆるエアインチョコですね。

Aero シリーズの内部は、こんな感じで気泡が入っていますので、噛んだ感じがサクッとしていて、すぐに溶けていきます。

他の商品で例えるなら、ジャイアントカプリコみたいな感じでしょうか。重曹を使って二酸化炭素を入れれば、手作りでもエアインチョコを作れるとか。

 

Aero Peppermintの感想

Aero Peppermint

袋を開けた瞬間から、ペパーミントの香りが広がります。

「delightful」は、心地よいとか、そんな意味。

 

Aero Peppermint の切断面

Aero Peppermint の切断面

Aero Original Milk Chocolate とは違い、中身の色が黄緑です。

この黄緑のチョコレートの味は、ペパーミント。口の中で溶けた後、スーッと抜けるような“ひんやり感”があります。

日本的な言い方をするなら、ハッカの鼻に抜ける感じが、口のなかだけで起こるみたいな。

 

YORKIE ORIGINALの感想

YORKIE ORIGINAL

チョコレートバーです。

ヨークシャーテリアの愛称が「YORKIE」らしいのですが、このチョコの由来は……?

食べた感想としては、まず固い。一気に食べると、喉に来るほど甘い。そして、歯に付くようなキャラメル食感といったころ。

 

YORKIE ORIGINALの切断面

YORKIE ORIGINALの切断面

その固さに、切断するのを途中で諦めました。

区切りになっている箇所では割りやすいですが、それ以外のところで割るのは困難。切断しようにも、チョコが欠けていくだけ。

 

YORKIE RAISIN&BISCUITの感想

YORKIE RAISIN&BISCUIT

「RAISIN&BISCUIT」の名の通り、レーズンとビスケットが入っています。

チョコの表面に黒い部分がありますが、これはレーズンが入っているところ。

 

YORKIE RAISIN&BISCUITの切断面

YORKIE RAISIN&BISCUITの切断面

レーズンとビスケットが入ることで、格段に切りやすくなりました。切断面マニア以外、どうでもいい要素ですね。

ただ、底の部分にもビスケットが入っているせいか、最初から割れていました。ビスケットと言うよりは、パフって感じなんですけど。

このビスケットのサクッとした食感と、レーズンの弾力があるので、見た目以上に「オリジナルとは別ものだな」という印象を持ちました。

個人的には、チョコレート以外の要素も加わっているレーズン&ビスケットの方が、食べやすかったです。

 

LION の感想

LION

ウェハースをキャラメルで包み、その上にチョコレートをコーティングしたお菓子です。

袋から出すと、思った以上にボリューミーな感じがしましたが、食べてみると そうでもないような……。

冷蔵庫から出してすぐに食べたせいか、キャラメル部分が硬く、噛み切るのが大変でした。

 

LION の切断面

LIONの切断面

噛み切りにくいということは、切断もしにくいということ。中はウェハースでも、キャラメル部分の弾力がナイフの切れ味を鈍くします。

ウェハースのサクサクした食感を期待したいところですが、キャラメル特有の感触が強いので、それは微妙なところ。

やがて、そのキャラメルも口の中で溶け、チョコと交じり合って歯に付きます。個人的には、スニッカーズに似ている気も。こっちの方が食べやすいですけど。

 

Milky Bar の感想

Milky Bar

ホワイトチョコレートは、ココアパウダーを含まないので、他のチョコレートとは毛色が違いますが、ココアバターは使っていて……。

そんな説明は、他のページにて。

チョコレートの原材料

チョコレートの原材料

カカオマスって何? ココアバターって? そんな疑問に答えるページ。

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Milky Bar に関しては、シャリシャリした触感のホワイトチョコくらいの感想です。

薄いので、切れ目でキレイに割れやすく、パッケージに「Puzzle」とあるように、絵柄を組み合わせることも容易。

ただ、1枚のMilky Barで完成する感じじゃないのかも。というか、遊んでないで食べちゃうよね。

 

Milky Bar の切断面

Milky Barの切断面

切断も何も、袋を開いた時点で、既に割れていました。

表面と内側の差が、少ないチョコレートです。

 

Rolo の感想

Rolo

パッケージに中身のイラストが印刷されていますが、それを見なければ円筒形のお菓子と思うかも……。

実際には、1円玉サイズのチョコが並んで入っています。昔のラムネ菓子のように。

 

Rolo の切断面

Roloの切断面

中はキャラメルというより、外皮だけチョコレート。そんな感じのお菓子です。ほぼキャラメルという意味で。

キャラメルは半生に近い食感で、冷蔵庫から出してすぐに食べても、固いということはありません。歯に付くのが気になりますが、続けて食べられる程度の甘さなので、個人的には食べやすい海外お菓子の部類。

キャラメルも、よくある味ではなく、ビターと言いますか、焦がしたような風味があります。

 

Munchies の感想

Munchies

「munchies」は軽食の方のスナックの意味。または、空腹感だそうです。

Rolo同様、棒状のお菓子かと思いきや、四角いチョコレートが並んでいる商品。日本だと、1個ずつ包み紙に包みそうなものですが、向こうは並べて入れるのがスタンダードなんでしょうか。

「簡易包装は、ゴミが少なくていい」という感想を抱きましたが、日本も「グリコ森永事件」がなければ、こうだったかもしれません。

 

Munchies の切断面

Munchiesの切断面

切断したのを見ればわかる通り、パフが入っています。この箇所だけサクッとした食感ですが、他は半生のキャラメルなので、一瞬のサクッが幻だったかのように……。

見た目は固そうなチョコレートですが、噛むと「この食感は、チョコじゃない」となります。チョコは外側だけなので。

何というか、この半生キャラメルっぽいのは、ネスレのギフトボックスに多いので、「また、これか」という気持ちに……。

 

Smarties の感想

Smarties

「Smarties」で商標登録されているのは、ラムネ菓子と、おはじきの形をしたチョコレート菓子。これは後者。

「smartie」や「smarty」なら「オシャレな人」の意味。PHPというプログラミング言語で使われるテンプレートもあるけど。PHPは、WordPressの……といった方が、わかりやすい人もいるかも。

Smarties の感想ですが、端的に言えばマーブルチョコレート。

 

Smarties の切断面

Smartiesの切断面

マーブルチョコレートと比較すると、外側が少し硬めかも。まぁ、マーブルチョコレートを最後に食べたのは、かなり前になるので記憶もあやふやですが……。

 

まとめ

英国ネスレ ギフトボックスの中

ギフトボックス内には、赤くて薄い紙が入っていまして、商品を包んでいました。まぁ、輸送時に揺れ動いたせいか、結構めちゃくちゃだった気が……。

割れてしまっていたチョコレートもありますし、Smarties は箱が少し潰れていました。

www.britishfoodsworldwide.com

箱にある「www.britishfoodsworldwide.com」にアクセスすると、そこで商品が買えるようになっています。

全種類を食べてみて感じたのは、向こうは甘さに容赦がないこと。甘さが控えめというか、しつこくないレベルの商品もありますが、喉に絡みつくような甘さを何度か体験しました。

「英国ネスレ」ではなく「向こう」と書いたのは、他の海外メーカーにも感じたことだからです。英国ネスレに関しては、キャラメルが好きなんだなと。個人的には、あまり……なんですが。

なので、ギフトボックスから好きなのを取れと言われたら、キットカットとAeroを選ぶでしょう。