ショコラヴィオンの感想
資生堂パーラー「ショコラヴィオン(15個入)」の感想です。
Amazonで1,080円で購入しました。資生堂パーラーの公式サイトや、楽天市場の直営ショップも、同じ値段でした。少なくとも、購入時は。
ただし、自社サイトや楽天市場店では、手提げ袋やリボンが付けられる模様。
資生堂パーラーの包装紙
何も考えずにポチッとしましたが、資生堂パーラーが出品者だと、資生堂パーラーの包装紙で包まれた状態で来るんですね。
賞味期限は製造より150日なので、ギフト向きの商品と言えます。手提げ袋は付かないので、他のものに包んでいって、出して渡すパターンになるかもしれませんが。
中身の内訳
ショコラヴィオンには、2種類の味があります。その内訳は次の通り。
15個入りだと、「ノワール(Noir)」が9個。「フレーズ(Fraise)」が6個です。
30個入りになると、「ノワール」が18個。「フレーズ」が12個になります。
ノワールとフレーズ
「香ばしいプラリネ」「フィユティーヌがどうの」という公式の説明を見ても、ちっとも商品が理解できません。もしも、チョコレートに興味がない年配者に説明を求められたら、「チョコをかけた雷おこし」とでも言うでしょう……。
砂糖を煮詰めて焦がし、焙煎したナッツ類を加え、キャラメル化したもの。または、一口サイズのチョコレート。ペースト状にしたものを指すことも。
「Feuilletine」で検索すると、砕かれた薄いクレープ生地が出てきます。余談ですが、フランス語で葉は「Feuille」で、ミルフィーユは「mille(千)」の「Feuille(葉)」になります。
ショコラヴィオンの感想
どちらも、ジャリジャリとした食感でした。個人的には、「サクサク」というには、固さがあるように思ったので、ジャリジャリという表現にしています。
ノワールの感想
黒を意味する「Noir」だけあって、並べてみるとフレーズより黒いです。
シンプルに、チョコレートのコクを楽しめます。公式の説明では、ほろ苦さがアピールされていますが、個人的にはコクと感じました。
フレーズの感想
見た目はノワールと大差ないですが、口に入れた瞬間から違います。
まず、甘酸っぱさが広がります。公式の説明では、“ストロベリーパウダーの甘酸っぱさを隠して”とありますが、まったく隠されていません。
この独特の甘酸っぱさは、余韻として残ります。
まとめ
Amazonでベストセラーになっていたので、買ってみました。
資生堂パーラーは、化粧品の資生堂グループの一企業で、同じレストラン事業には、ファロ、ロオジエ、BAR/Sがあります。
個人的には、資生堂パーラーに これといって思い入れはないのですが、歴史のあるショップなので ご年輩の方の中には 特別な感情を抱く人もいるかも。
資生堂パーラーは、1902年に資生堂薬局内にソーダファウンテンとして誕生したそうです。薬局内のソーダファウンテンというと、個人的にはコカ・コーラの誕生とタブります。
ソーダファウンテンは、今で言うならドリンクバーにあるヤツになるんでしょうか。
ショコラヴィオンに関しては、“強いクセ”みたいなものはないので、万人受けしそうなお菓子に思えました。
なので、ギフト用にいいかも。
ただ、量が多いので、一人暮らしの人には不向き……。好みじゃなかった場合、あの量を処理するのはキツいので。
単身者には、小袋に入ったピーカンナッツかな?