「カファレルのチョコレート」の感想

ピッコリ・アミーチ

「カファレルのチョコレート」の感想です。

上の画像は「ピッコリ・アミーチ」ですが、他にも「ジャンドゥーヤ・クラシカ」「インクローチョ」「レガロ・ダ・トリノ」などの感想も書いています。

「カファレル缶」や「きのこポット」が人気ですが、今回は買っていないので、前に買ったときの容器だけ載せています。

 

カファレルについて

カファレル缶

カファレルは、イタリアの老舗ブランドです。

1826年、ピエール・ポール・カファレルによって、トリノで誕生しました。

代名詞となっているジャンドゥーヤチョコレートは、ヘーゼルナッツを28%の割合で配合したチョコレートです。詰め合わせの缶には、おそらく入っているはず。

上の写真は、青のカファレル缶です。久しぶりに通販サイトに行ったら、このタイプは売っていませんでした。前は、赤い色のもあったんですけど。

 

きのこポット

きのこポット

カファレル缶 同様、ベストセラーとなっているのが「きのこポット」です。

中には、きのこ型チョコレートが入っていますが、個人的には そんなに好きじゃないので、今回は買っていません。

ユニークな容器ですが、写真を見ての通り、きのこのかさを外せば、ただの丸い瓶なんですよね……。

 

山本商店

ピッコリ・アミーチの原材料

写真は、ピッコリ・アミーチの原材料です。

原材料的には、よくあるものばかり。カロリーは、こんなものでしょう。少し高い気もしますが、この項目では輸入者に焦点を当てます。

輸入者は、神戸市中央区に本社がある株式会社山本商店です。創業1911年の輸入食品 総合商社。輸入業以外には、国内卸売業、小売業、洋菓子製造販売をしています。

取り扱いブランドは、カファレル、チョコレートカンパニー、チョコレート・オルガニコ、チョックスターズ、ミシェル クルイゼル、バルベロ、アントニオ マッティ(ビスコッティ)、メイドグッド、ポール&ピッパ、ハーフポップス、オンクル・アンシ、サル・デ・イビザ、エーシーパークス、コニャック ピエール・ドゥ・スゴンザック、ブーガンビル クラフトラム。

日本のカファレル公式サイトは、この会社が運営しています。

 

ピッコリ・アミーチの感想

ピッコリ・アミーチの中身

前置きが長くなりましたが、まずはピッコリ・アミーチの感想から。

缶の中に入っているのは、写真の通り。

常温に馴染ませてから食べた感想になります。

 

デザイン缶の感想

デザイン缶

チョコレートの感想の前に、缶の感想から。

缶の猫が立体的なんですよ。裏側から見るのが、一番わかりやすいと思い、缶の裏を撮影しています。

凹んでいるんですよ、猫の形に。

1,404円の缶に入っているチョコレートは6個ですが、これだけで少し満足感が増しました。思いのほか、缶が好きなのかもしれませんね。

おや? 商品ページには、チョコレートアソート7粒ってあるぞ。きのこ型、どこへいった? 入れ忘れか? まぁ、いいけど。

 

ジャンドゥーヤ

ジャンドゥーヤ

カファレルの代名詞ジャンドゥーヤです。

柔らかくて、滑らかな舌触り。

手に取った感じは、粘土質の土のよう……。というか、独特な柔らかさがあります。

切断すると、少し空気が入っているのがわかりますね。

ヘーゼルナッツの風味が、口の中に広がるチョコレートです。そこまで甘くないので、続けて食べやすいタイプ。

 

ジャンドゥーヤ・ピラミッド

ジャンドゥーヤ・ピラミッド

ジャンドゥーヤだけ食べたい人には、「ジャンドゥーヤ・ピラミッド」をオススメします。

こちらは、ジャンドゥーヤが3個入って594円。

大きさはポケットサイズなので、カバンに入れやすいはず。

ジャンドゥーヤ・ピラミッド

 

ピエモンテ

ピエモンテ

ヘーゼルナッツの粒入りジャンドゥーヤチョコレートです。

この種類だけ買う場合、10個入りで2,800円。

チョコレート自体はジャンドゥーヤと同じで、そこに大きなヘーゼルナッツの粒がある感じ。

ヘーゼルナッツは隠れていないので、切断しなくても入ってるのがわかります。写真だけ見ると、栗羊羹みたいですけど。

 

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツ

商品内容は、ジャンドゥーヤ、ミニハート、ねこ、ピエモンテ、ミニスター、きのこ、ヘーゼルナッツなので、消去法で行くと これがヘーゼルナッツ。

 

ねこ

ねこ

今のところ、ガッカリ・オブ・ザ・イヤー。

「中に何が入っているんだろう?」という期待は、空洞によって消滅しました。

チョコレート自体は、普通。この空洞の形からして、イースター・エッグ用の型かな?

 

ミニスターとミニハート

ミニスター

星型のミルクチョコレートですね。

ミニハート

ハート型のミルクチョコレートですね。

チョコレート自体、そんなに特徴はありません。甘すぎず、固くない、食べやすいチョコレート。それくらいの感想です。得意のヘーゼルナッツ風味はありません。

 

ジャンドゥーヤ・クラシカ

ジャンドゥーヤ・クラシカの中身

ジャンドゥーヤが5個入って、1,026円。

なので、3個入って594円のジャンドゥーヤ・ピラミッドと比較すると、コスパが悪い。ピラミッドが1個あたり198円に対し、こちらは205.2円。

でも、缶入りです。缶が欲しい人は、ジャンドゥーヤ・クラシカ。

まぁ、小さすぎて使いどころが無い缶ですけど。カードがギリギリ入る大きさで、底も浅いんですよ。デジカメくらいのサイズ感。

名刺入れになりますけど、入れたら取りづらそう……。

 

ジャンドゥーヤ・クラシカのパッケージ

ジャンドゥーヤ・クラシカのパッケージ

他の缶にも言えますが、ブランド名が書かれたシールが貼ってあるんですよね。

今回、購入した缶では、レガロ・ダ・トリノは金色のシール、それ以外は銀色のシールでした。

ジャンドゥーヤ・クラシカの原材料

原材料の説明は、省略します。

ピッコリ・アミーチと差が無いので。

 

インクローチョの感想

インクローチョの外観

インクローチョは、イタリア語で「交差点」の意味。

内容的には、割高な1,080円。

うさぎの缶が好きな人向けの商品です。

 

インクローチョの中身

インクローチョの中身

入っているのは、レインボージャンドゥーヤ、ミモザ、チョコメール、ひよこ、ピンクミニハート。

ジャンドゥーヤとミニハートは、既に書いたので省略。レインボーやピンクと付いてますけどね。

インクローチョの中身

 

ひよこ

ひよこ

包装紙を取ってからだと説得力ゼロですが、写真は「ひよこ」です。

「かなまら祭」の神輿じゃありません。

柔らかいミルクチョコレートといった印象です。

 

チョコメール

チョコメール

飴玉のような包まれ方なのが、チョコメールです。たぶん。

このタイプ、インクローチョ以外では見ません。

外側は少し硬く、中が柔らかいチョコレート。表面だけパリッとしている感じですね。

 

ミモザ

ミモザ

卵型がミモザです。たぶん。

ミモザは樹木の名前ですが、個人的にはカクテルを思い出し、オレンジ風味を期待。

残念ながら、何の変哲もないチョコレートでした。常温だと、触れた手の熱で溶けるのか、ベタ付きます。

 

レガロ・ダ・トリノの感想

レガロ・ダ・トリノの外観

レガロ・ダ・トリノは、イタリア語で「トリノからの贈り物」の意味。たぶん。

価格は、1,728円。

内容的には、ベル・ブルー チョコレートを彷彿とさせますが、缶の中は二段になっていません。こちらは一段構成。

ベル・ブルー チョコレートは、最初に紹介した青い缶です。購入時の価格は3,240円。

 

レガロ・ダ・トリノの中身

レガロ・ダ・トリノの中身

写真は、缶から中身を取り出したもの。

ジャンドゥーヤ3個、、ジャンドゥーヤビター2個、トリネージ2個、トリネージダーク1個。

 

ジャンドゥーヤビター

ジャンドゥーヤビター

ジャンドゥーヤビターは、銀の包み紙。

金の包み紙であるジャンドゥーヤとの違いを書きたいところですが、正直 よくわかりません。色は、明らかに黒いですけどね。

ビターって言うほど、ビターじゃないし……。ヘーゼルナッツの風味は、弱い気がするし……。何だろう、これは。

敢えて違いを挙げるなら、ジャンドゥーヤの方が食感が粘土っぽく、こちらは違うような? まぁ、気のせいかも。

 

トリネージ

トリネージ

トリネージは、2個ある方。

あの、これって、ピエモンテと何が違うの?

そんなチョコレートでした。

大きなナッツ入りジャンドゥーヤです。チョコは柔らかく、ナッツの水分は飛んでいないので、食感はカリッよりも鈍い感じ。

 

トリネージダーク

トリネージダーク

ジャンドゥーヤビター版トリネージみたいな?

トリネージより黒いので、見た目で違いは判断できます。

味はジャンドゥーヤビター同様、ヘーゼルナッツの風味が弱い。でもって、苦味より甘みを感じます。

 

まとめ

カファレルの注意事項

コスパ良くチョコレートを食べたい人は、缶に入っていないものを選び、そうじゃない人は好きなデザイン缶を選ぶ。

そんな感じで買う老舗チョコ・ブランドですかね。

何だかんだで、印象に残るのはジャンドゥーヤです。

独特なヘーゼルナッツの風味と、強すぎない甘さが魅力。食感は、好みによるでしょう。

カンパーナ パウンドケーキも美味しいですよ。電子レンジで温めると、中のチョコが溶け出すケーキです。