共立食品株式会社「そのまま溶かして使えるチョコレート」の感想

共立食品株式会社「そのまま溶かして使えるチョコレート」

共立食品株式会社「そのまま溶かして使えるチョコレート」の感想です。

某スーパーで、150円でした。ワゴンセールで……。

購入したのは「ホワイト」ですが、他に「ミルク」「ストロベリー」があります。

テンパリングいらずでカチッと固まるのがウリ。

テンパリングとは

チョコレートの結晶を最も安定した状態にする温度調整のこと

引用元:2021年おうち時間で手作りバレンタイン! バレンタイン特集|共立食品株式会社

 

「プチクールタルト」のパッケージ

「プチクールタルト」のパッケージ

こちらは、共立食品株式会社「プチクールタルト」です。

某スーパーで、100円でした。同じくワゴンセールで……。

バレンタインは数カ月前なので、処分したかったのでしょう。

「そのまま溶かして使えるチョコ」の器として購入しています。

 

プチクールタルトの側面

プチクールタルトの側面

そこそこの深さがありますね。

縦4cm×横4cm×高さ1.5cmくらいでしょうか。

8個入りで、100gあたりのエネルギーは493kcal。

 

「そのまま溶かして使えるチョコレート」の溶かし方

「そのまま溶かして使えるチョコレート」の溶かし方

袋を開けずに溶かす商品ですが、撮影のために中身をチェック。

お菓子作り用なので、溶かしやすいように小さく、形が均一……かな?

下記は、同系統の他社製品。粉末タイプもあります。

「クーベルチュールチョコレート ダーク」

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業務スーパーで買える製菓用チョコレート。1cmほどの大きさなので、溶かしやすい。

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お菓子やパンなどに使われる最高級ココアパウダー。細やかな粉末。

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お湯の準備

お湯の準備

チョコレートは、お湯で袋ごと温めて溶かします。

パッケージの説明にある お湯の温度は約60℃。お風呂の温度より20℃ほど高いので、指を入れると熱い……。

切り口をクリップで挟んでいますが、本来なら開けずに溶かします。

「溶けた」と思った頃に、袋を揉んで実際に溶けているかを確認。固まりがないと思ったら、封を切ります。

 

経過時間別の溶け具合

経過時間別の溶け具合

せっかく、中身を見るために封を切ったので、溶けていく様子を撮影しました。

左から順に、封を切った直後、お湯につけて1~2分後、5分後、10分後です。

大体、10分くらいで溶けるはず。

とはいえ、まだ固さが残っていると言いますか、溶けたばかりって感じの固まりが……。

固まりの感触はフニフニ。ゼリー飲料っぽい。

 

容器に移す

容器に入れたチョコレート

チョコレートを溶かしたら、スプーンなどですくって、型に流し込みます。

写真を見ると、まるでヨーグルトを入れたよう……。

溶け切っていないと、ドロッとした半液状の物体なんですよね。

なので、スプーンですくって入れても、きれいに整いません。入れた「跡」が残ってしまいます。表現に困って「跡」と書いていますが、要は固まりですね。

写真は入れすぎの状態なので、もう少し量を減らし、溶け切ったのを使ったほうがいいでしょう。見栄え的にも。

無理をして入れたのは、タルトに全部入ればモールドを使わなくて済むと思ったから……。洗い物を増やしたくなかったんですよ。

ちなみに、パッケージの説明には「直径2.5cmアルミカップ約10個分」の量とあります。冷蔵庫で冷やす時間は、約30分と書かれていました。

 

溶けて固まった後

溶けて固まった後

写真は、冷蔵庫に入れて固まった状態のもの。1時間ほど冷やしています。

容器に移したばかりのホワイトチョコレートに比べ、ツヤがなくなっていますね。

 

余剰分

余剰分

8個のタルトに挿入しましたが、まだ余っていたので、チョコレートモールドに入れ、固めたのが上の写真。

ちょうど2つ分くらい余りました。

いや、実際には4つ分くらいかも……。割と無理に流し込んでいるので。

 

固まった後

固まった後

それっぽくなりましたが、形がいびつ。

ちゃんと袋を揉んで、溶け切ったか確認すべきだったかも。

袋を開けちゃったもんだから、目視で「溶けた」って思っちゃうんですよね。

もしも袋を開けていなかったら、中身を見られない分、その感触に集中して判断できたかも。

 

切断面

切断面

固まると、結構な固さがあります。

タルトの食感はサクサクなので、柔らかくはないですが、硬いってほどでもないです。

固いと感じるのは、ホワイトチョコレートのほう。

チョコレートの食感はシャリシャリで、口の中で溶けるとヌルヌルに……。

手間がかかるけど、そこまで美味しいわけでも、作業が楽しいわけでも……。むしろ、洗い物が大変な印象です。