ロシェ T-16の感想|FERRERO(フェレロ)のチョコレート

ロシェ T-16

フェレロのロシェ T-16の感想です。

驚安の殿堂 ドン・キホーテで見かけ、「このチョコ 知ってるけど、食べたことがない」と思い、手に取りました。販売価格は、598円。

記事作成時点では、Amazonだと「1,600円より」と表示されています。新品の出品を見ると、最安値は698円ですが、送料が1,400円でした。なお、ボン商会株式会社の価格です。ここは、輸入食品・菓子の卸をしているところ。

フェレロはイタリアの食品会社なので、販売してるのは輸入業者になりますよね。日本支社があるなら、そこ経由でと思いましたが、「日本フェレロ株式会社」で検索すると「閉業」と出ます。

商品の輸入者欄は、日本フェレロ株式会社になっているのに……。その辺の事情は後述。

 

フェレロ・ロシェとは

フェレロ・ロシェ

「ロシェ(rocher)」は、フランス語で「岩」らしいです。

「T-16」は16個入り。金色の包み紙に包まれたチョコレートのボールが、16個あるということ。

公式の動画を見ると、社名とセットで言うみたいです。「フェレロ・ロシェ」と。「よく舌を噛まないなぁ~」と感心するような発音なので、ぜひ動画をチェックしてみてください。

ちなみに、ロシェ以外ではヌテラも製造しています。パンに塗るスプレッドですね。前に食べたことがありますが、よくあるチョコレートクリームと大差なかったような……。

 

ロシェの素材

ロシェの原材料

ロシェの原材料は、砂糖、ヘーゼルナッツ、植物油脂、ココアバター、小麦粉、カカオマス、ホエイパウダー、脱脂粉乳、ココアパウダー、バターオイル、食塩、乳化剤(大豆由来)、膨張剤、香料。

「砕いたヘーゼルナッツ」+「ミルクチョコレート」+「ウエハース」=「ロシェ」といった感じでしょうか。

 

エヌアイエスフーズサービス

上の写真の通り、商品の輸入者は「日本フェレロ株式会社」です。

先に書いた「閉業した日本フェレロ」の住所は、東京都港区南麻布5丁目でした。パッケージ裏にある住所は、東京都渋谷区恵比寿南1-1-9 岩徳ビル6F。お客様相談室の電話番号は、エヌアイエスフーズサービス株式会社と同一。

エヌアイエスフーズサービスの主な事業は、加工食品、菓子の全国営業、各種食品のOEM製造受託、食品の販売促進に関するコンサルティング。

伊藤忠商事グループ、日本アクセスグループの事業会社として、グローバルな商品調達をしています。

サイトに行けば、「PRODUCTS」としてロシェにヌテラ、サン・ダルフォー、スパム、スキッピー、ロータスビスケットスプレッド、ブルーダイヤモンド、ヴィセンチ、ローカー、ロータスビスコフが紹介されています。まぁ、そういうことです。

 

ロシェの感想

ロシェの中身

包み紙から出すと、確かに「岩」です。見た目が。

金色の包み紙は、黒っぽいシートに接着されているので、動画にあるようなロシェ・タワーをやりたい場合は、キレイに剥がす必要がありそうです。

名称がわからないので、黒っぽいシートと書いていますが、形状は弁当箱に入っているアルミケースそのもの。

個人的には、シートから剥がすのではなく、包み紙を開いて食べるのを推奨します。剥がすと、細かな包み紙が口に入る恐れがあるので。

そうなると、アルミ箔を噛んだときの嫌な感覚が口の中に広がり、チョコどころじゃなくなります。

 

ロシェの断面図

ロシェの断面図

惑星の内部構造みたいですね。

惑星の核に当たる部分のヘーゼルナッツが大きく、地殻のは小さいのがわかります。使うところによって、砕き具合が違うんですね。

マントルに当たる部分がウエハースです。ここがサクサク感を演出していて、地殻はカリカリしていました。

核の部分のチョコはクリーミーで、なかなか味わうことがない食感だった気がします。

随分デカい核だなとか、薄いマントルだなとか、そういうツッコミは、ご自由に……。

ロシェの地層

 

まとめ

ロシェのタワー

美味しいですけど、2個続けて食べると感動が薄れ、チョコを濃く感じでしまうかも。なので、1個ずつ味わってほしい商品です。

他の商品に例えるなら、ウエハース部分が少なくて、クリーミーなビックリマンチョコ。

いや、違うか。そもそも、ビックリマンチョコって、時代によって中身が違うらしいし……。中はピーナッツか、アーモンドクランチなのか、それともクッキークランチかってくらいに違う。

最後に、タワーはオススメしないと書いておきます。

 

チョコめも